子供におすすめ!初心者向けピアノ教本をご紹介します

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こんにちは。

ピアノ初心者用の教本といったらバイエルだった、という方は多いのではないでしょうか?

そして単調でつまらなかった、楽譜が見えにくかった、と思う方も多いとおもいます。

でも今はバイエルだけでなく、たくさんの種類の教本があります。

ピアノ教室でも新しい本を使ってレッスンすることがほとんど。

そこで今回は、今どきのピアノ教室でよく使われている、初心者向けの教本をご紹介します。

新米のピアノ講師にもおすすめです!

 

ぴあのどりーむ

ふんわりとした綺麗な絵が描かれているページがあって、小さなお子さんが喜びます。

音符が大きいので、お子さんでも見やすいです。

 

割と早い段階から左手や両手が出てきて、早く両手で弾けるようになります。

全部で7巻あり、1→7の順で難易度が上がります。

1巻→右手ドレミ+左手ドシラのポジション

2巻→右手ドレミファソ+左手ドシラソファ、

3巻→両手ドレミファソ、両手ソラシドレ、両手ドレミファソ(右手オクターヴ上)

4巻→色々なポジション、正しい指番号で弾く練習

5巻→ホ長調(#1つ)・ニ長調(#2つ)・ヘ長調(♭1つ)などの調の曲

6巻→イ長調(#3つ)・ロ長調(♭2つ)・イ短調などの調の曲

7巻→いろいろな調の曲

 

1〜3巻は初心者向けで、初めての教本にもおすすめ。

小学生くらいのお子さんでしたら、2巻や3巻から始めても十分だと思います。

2巻→3巻で左手のポジションが変わるので、小さなお子さんが少し混乱してしまうこともあるのが少しデメリット。

2巻と3巻では覚える音符の範囲が割と共通しているので、

右手だけでも弾けるなら、3巻からでも問題ないかもしれません。

だいたい6巻くらいのレベルで、ブルグミュラー25の練習曲やツェルニー30番、簡単なアレンジのポップスが弾けます。

 

いずれも少しずつ音符や鍵盤、指番号、調性などが出てくるので、どんなお子様でも無理なく覚えられます。





バスティンピアノベーシックス

バスティンというアメリカの音楽家が作った教本で、アメリカの歌が多いです。

聴いたことがある曲もあるかもしれません。

音符が大きくてお子さんにも見やすく、アメリカらしいポップでカラフルな絵も綺麗です。

こちらは全部でプラマー、1巻、2巻、3巻、4巻の5段階あって、プリマー→4巻の順にレベルがあがります。

プリマー→右手だけ、左手だけ、両手ドレミファソ、両手ソラシドレ

1巻→左右ドレミファソ、左右ファソラ♭シド、左右ソラシドレのポジション

2巻→色々なポジション、ホ長調(#1つ)、ヘ長調(♭1つ)、ニ長調(#2つ)

3巻→変ホ長調(♭3つ)変イ長調(♭4つ)など調号の多い曲が出てくる

4巻→全部の調性の曲が弾けるようになる、ある程度長い曲で形式も学べる

 

 

この教本の良いところは、早い段階で色々な調の曲が弾けるようになります。どの調性の曲でも弾けるようになることは、ピアノが上達する上で大切なことの1つです。

また、ぴあのどりーむに比べてレベルアップが早く、1冊の中で覚えることが多く詰まっています。

初心者向けのプリマーでも、ドレミファソとソラシドレのポジションでの両手の曲が出てきます。また、♯や♭も頻繁に出てきます。

 

順調に進むとブルグミュラーなどの中級を早く弾けるようになります。

未就学のお子様や覚えるのがゆっくりのお子様は、なかなか進まなかったり、難しいと感じるかもしれません。





ついでに私が子供の頃にやった教材もご紹介!

5歳からピアノを習い始めた音大卒の私が、子供の頃にやった教材をご紹介します。

 

うたとピアノの絵本

絵がとてもかわいい、絵本のような教本です。右手のみ、左手のみ、両手の3種類あります。

音符と字がとても大きくて見やすく、未就学のお子様にも分かりやすいです。

右手はドレミファソ、左手はドシラソファしか出てこないですが、簡単な歌詞もついています。

だいたいお気に入りのページが見つかって、子どものやる気upに。(懐かしい)

トンプソン(1巻のみ)

バイエルと同じく、昔から割と使われていると思います。

1巻でもドレミファソやソラシドレだけでなく、色々なポジションが出てきて、早く色々な曲が弾けるようになります。割と長い曲も多めの印象です。

デメリットは、小さなお子様にとっては音符や文字が小さくて見え難いと感じます。また、全部白黒でかわいい絵は描いていません。拡大コピーをしてちょうど良さそうです。

コンクールやピティナのステップの課題曲によく入っています。

 

 

メトードローズ

こちらも昔からよく使われている子ども向け教本。上巻と下巻があります。

ピアノ初心者が難しく感じやすい、ヘ音記号を早い段階でしっかりマスターできます。

音符が大きくて、小さな子どもでも見やすいです。

トンプソン同様、白黒印刷であまりかわいい絵は描いていないです。

ぴあのどりーむや他の教本にくらべて、左手と右手を同時に動かす部分がとても多く、本の中盤以降は結構難しいです。(それなりに練習したようです…)

 

 

バーナム

私は全部はやってはいませんが、ミニブック、導入編と1〜4巻まであります。

巻ごとに違う色の表紙なので、1番好きなシリーズでした。集めるのが楽しかった思い出。中身は白黒印刷で、かわいい絵は描いていません。

デメリットは、音符が小さくて小さなお子様は見えにくいと思います。

子どもっぽくないシンプルなデザインの表紙もなかなか綺麗。

曲の題名も子どもっぽ過ぎず、大体漢字で書いています。

(初心者向けの教本は、小学校低学年以下のお子様向けの曲が多く、題名もひらがなで書かれていることが多いです。)

小学校高学年以上のお子様や、大人の初心者の方にも使いやすいかなと思います。

それぞれの曲に題名が付いていて、動きなどイメージしやすいです。色々なパターンの指の動きをマスターできます。

 

ご訪問いただきどうもありがとうございます。
ピアノ講師をしている30代。
ピアノや音大のこと、フランスの某音楽院に留学していたことがあるので、フランスの音楽院やパリ 周辺のことも書いています。

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