音大に入るには何を勉強するのか、科目と受験対策をご紹介します!

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音大

こんにちは。

音大に受かるにはどんな準備をしたら良いのか、特に普通高校に通う場合、情報がなかなか得られないと思います。

そこで、普通高校→音大、一般受験の私が、音大の受験についてご紹介します。

 

音大受験の科目には、

  • 専攻実技
  • ソルフェージュ
  • 楽典
  • 副科ピアノ
  • 学科試験

のテストがあります。

 

それぞれについて、どんなことをするのか、

国公立芸大と私立音大の2つ受けた私がやった対策や勉強をご紹介します。

(国公立芸大は専攻で落ちましたw)

 

専攻実技

専攻したい楽器の実技試験

例えばピアノ専攻だと、

  • ショパンエチュードが最低1つ
  • ベートーヴェンのソナタ 1楽章のみまたは全楽章
  • バッハ 平均律
  • 学校によっては自由曲、指定時間内のプログラムを組むことも

になります。(他の楽器は分かりません…)

学校やその年によって少しずつ違うので、必ず入試の要項を取り寄せると良いです。

 

ソルフェージュ

ソルフェージュの内容は、

  • 聴音…ピアノで弾かれた8小説くらいのメロディを、音符に書いていくという課題。
  • 新曲視唱…メロディを、ドレミで歌います。
  • リズム打ち…初見で8小説くらいのリズムを叩きます。

のような対策をしました。

音大にもよるので、入試の要項を取り寄せると、内容がわかるかと思います。

音楽高校に通っていれば学校で授業をしっかりやりますが、普通高校の場合は個人で先生に習うことが多いです。

私がやった音大受験・ソルフェージュ対策

普通高校に通っていたので、ピアノの先生にピアノとソルフェージュの両方を習いました。

芸大のほうは先生に過去問も入手していただき、過去問を中心にやりました。

幼少期から本格的に始める方も多いですが、私立受験は高校生になって進路を決めてからでも全く遅くないです。私は幼少期に少しやっていたものの、小・中学生時代は中断していて、高校生になってから本格的に始めました。

私立はそれほど難しくないですが、芸大は難しかったです。

 

 

聴音

聴音はメロディのみ、メロディ+伴奏、4つの和音など。初めの音を教えて貰うので、絶対音感が必要、というわけではないです。

 

新曲視唱

新曲視唱とは、楽譜を見てその場でドレミ…で歌う課題です。

8小節くらいのものをその場で見て歌う、コンコーネという歌曲集から出題される、など。

 

リズム

リズム打ちは、左右で違うリズムを打つ、歌いながら打つ、などの練習をしました。

 

 

楽典

音楽用語や知識を知っているかチェックする筆記試験です。

音楽高校に通っている場合は学校で授業がありますが、普通高校なら、独学か先生に習うことになります。

高校生から始めるのが一般的かなと思います。

 

私がやった音大受験・楽典対策

私は独学で楽典の本を読み、音楽用語などを単語帳に書いて暗記しました。

普通科の高校の勉強やセンター試験勉強との両立が難しく、楽典の勉強時間は限られていたので、ピアノのレッスンの後に1時間だけカフェで勉強する、と決めていました。

私立ならこれが原因で落ちることはまずないかと思います。

 

ピアノの試験(ピアノ専攻以外)

声楽・弦楽器・管楽器専攻の方は、専門の実技試験のほか、ピアノの試験もあります。

ソナチネやモーツァルト等のソナタの1楽章レベルが多いようです。

弾けているに越したことはないですが、あくまでも専攻のレベルが優先、合否にはあまり影響しないようです。

ピアノを高校から始めた方も少なくありませんが、専攻の先生とは他にピアノを習うのをお勧めします。

 

 

学科 共通テストか国語と英語

共通テストが必要な大学は、国公立の芸大(東京藝大・京都芸大・愛知芸大・沖縄芸大)の4校と教育大の音楽科です。

芸大は国語と英語2教科、またはプラス1教科の3教科です。楽理科の場合8割は欲しいところのようですが、器楽専攻なら6~7割取れれば十分のようです。

教育大を受ける場合は8割くらい取れると安心かと思います。また、国・英プラス1科目の3教科のところと、5教科7科目必要なところとあります。

私立の音大は共通テストは必要なく、大学独自の試験問題が出ます。正直とても易しかった記憶があります。学科の配点は半分以下なので、合否にかかわることはほとんどないと思います。

 

私がやった学科試験対策

私はセンター試験を受けたので、センターの過去問を解いて、分からない英単語や古典の単語を単語帳に書く、などして覚えてました。

あとは高校の授業でしっかりと対策してもらえました。

 

英語

私の時はセンター試験でした。過去問を10年分くらいやったと思います。単語を覚えてしまえばなんとかなるので、ひたすら単語帳に書いて、通学など移動時間に見ました。

表側に英語、裏側に日本語で意味を書いて、1人クイズのようなことを電車やバスの中でやっていました。易しめのセンター単語集も1冊買って、けっこう覚えました。

 

国語

こちらもセンター試験の過去問を10年くらい、現代文は制限時間を少し短くして解く練習もしたと思います。古典は単語帳に書いたり、単語集も1冊買ったりもしましたが、勉強する時間はほとんど取れずほぼ捨てていました…

 

音大受験はざっくりこんな感じです。参考になれば嬉しいです。






ご訪問いただきどうもありがとうございます。
ピアノ講師をしている30代。
ピアノや音大のこと、フランスの某音楽院に留学していたことがあるので、フランスの音楽院やパリ 周辺のことも書いています。

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